インスピレーション

Celebrating the Queen's Platinum Jubilee 女王陛下の在位70周年を祝うプラチナジュビリー

エリザベス二世女王陛下のご逝去に際し、謹んでご冥福をお祈りいたします。

 

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英国エリザベス2世女王陛下の在位70周年を祝うプラチナジュビリー

2022年は英国エリザベス2世女王の在位70周年を祝うプラチナジュビリーの年です。英国では6月2日から4日間をプラチナ ジュビリー ウィークエンドとし、さまざまな祝賀イベントを予定しています。また、日本では、コンラッド東京が、6月3日から6日の4日間、ウェッジウッドとのコラボレーションによる記念アフタヌーンティー「プラチナ・ジュビリー・アフタヌーンティー with ウェッジウッド」を開催します。

この慶びの節目に、英国王室御用達ブランドとしてのウェッジウッドを振り返ってみませんか?
1955年に女王陛下がバーラストンにあるウェッジウッドの工場を訪問したときまでさかのぼりましょう


エリザベス2世女王陛下のウェッジウッド訪問

ここではエリザベス2世女王が、ウェッジウッドの象徴的な素材であるジャスパーが作られる工程を見学しています。写真の男性はジャスパーの皿の上にレリーフを繊細に手作業で貼りつけています。

背景に「ダンシングアワーズ(女神たち)」のレリーフが施された花瓶があるのにお気づきでしょうか。時代を超えて美しさを感じさせるジャスパーが生み出されている場面です。

英国バーラストン工場には、創業者ジョサイア・ウェッジウッドがウェッジウッドの創業時に作り出した、世界的に有名なジャスパー素材で今も製品が生み出されています。

この画像の手前で作業している模様はハンティング シーンです。その奥で装飾されている角皿やプレートに注目すると、アップルドーア模様が見えます。アップルドーアパターンは、この1955年の訪問時に女王に贈られたものです。(現在こちらのパターンは販売しておりません。)


英国王室とウェッジウッドの歴史

ウェッジウッドは英国王室と長い歴史を歩んできました。シャーロット王妃がウェッジウッドのクリームウェアを注文したことにちなんで、「クイーンズウェア」という言葉が生まれました。

1995年、ウェッジウッドはエリザベス2世女王陛下からロイヤルワラントを授与されました。ロイヤルワラントは、少なくとも5年間、王室に対して商品やサービスを提供した者に与えられる王室御用達の証(あかし)です。

ウェッジウッドは長年にわたり、王室の重要な行事を記念することを誇りにしてきました。エリック・オーウェンズは、エリザベス2世女王陛下の戴冠式を記念して、1953年、ジャスパーで女王陛下の肖像をメダイヨンにしました。