プロダクト インフォメーション

新しい6つの「ワンダーラスト」とSence of Wonderを探す旅に

2017年の登場以来、ウェッジウッドの新定番となった「ワンダーラスト」。驚きや新鮮さに出会える「旅」をテーマに、世界各地からデザインアイデアを得た鮮やかな絵柄が人気のコレクションです。

今秋、ワンダーラストの世界観を確立させる6つの新たなパターンが登場します。新しいパターンも植物を基調にした華やかでカラフル、そしてユニークな柄ばかり。非日常な中に、情熱と大胆さが秘められています。

ウォールアートとしても美しい、鮮やかな新ワンダーラスト。「私らしい」と心に響くパターンを、ぜひあなたのお手元に。

新パターン1.ワンダーラスト サファイア ガーデン

サファイア ガーデンは、ヨーロッパ大陸からアジア(インド、ベトナム、日本)を巡る旅のイメージです。寺院に住むサル、鮮やかな色合いの花々など、見る人をワクワクさせるようなエキゾチックな雰囲気に溢れています。描かれる花々は、1820年代後半に描かれたアーカイブのデザインを取り入れています。

 

新パターン2.ワンダーラスト ピンク ロータス

知恵と知識の発展、そしてアジアの熱帯地方では、神聖の象徴とされるピンクの睡蓮。大きな花から広がる華やかな香りに、鳥や蝶が集う姿が描かれています。

 

新パターン3.ワンダーラスト メナジェリィ

メナジェリィ(Menagerie)とは、近世ヨーロッパにて王侯貴族が国内外の動物達を集めた展示施設のこと。現在でいうならば、動物園です。力強い印象を与えるブラジル生息のオウムや、スイレンなどが鮮やかに描かれています。

 

新パターン4.ワンダーラスト ウォーターリリー

美しく大きく咲き誇る花は、アマゾンの熱帯気候の恩恵を受けて育った睡蓮です。このパターンはジョサイア・ウェッジウッドの長男で、英国王立園芸協会の設立者のひとりであったジョン・ウェッジウッドが、外来植物の栽培に強い関心を持っていたことから1800年代に開発されたウォーターリリー柄に着想を得ています。

 

新パターン5.ワンダーラスト ゴールデン パロット (公式オンラインショップ限定)

ブラジルのアマゾン川南部に生息する希少なオウムの姿が描かれたパターン。このオウムは華やかで印象的な黄色の羽を持ちながら、その美しい姿を目にすることは滅多にありません。 熱帯の森の中で力強く生きる姿が印象的です。このパターンは公式オンラインショップ限定です。

 

新パターン6.ワンダーラスト エメラルド フォレスト (公式オンラインショップ限定)

エメラルド フォレストのテーマは、英国の森。森の奥深くで生きる生物達の姿が幻想的な雰囲気で描かれています。このパターンは公式オンラインショップ限定です。

 

Claire Luxton x Wedgwood クレア・ラックストンとのコラボレーション アートワーク

ウェッジウッドは、様々な分野で活躍する英国の新進現代アーティスト クレア・ラックストン(Claire Luxton)とコラボレーションをしました。彼女は「ワンダーラスト」コレクションに新しく加わった、この6つのパターンに着想を受けたオリジナルのインスタレーションを制作。自身のスタジオで視覚化し、3次元彫刻のウォールアート作品を生み出しました。

花、植物、剥製などを用いて、彫刻、コラージュ、写真、ハンドペイントなどの技術を駆使して生み出された、新しいワンダーラストの世界をご覧ください。

 

Meet the designer: Behind the Wonderlust patterns 

ワンダーラストのパターンは、どんな人が作っているのでしょうか?

Gwyn Hilton(グウィン・ヒルトン)は、ウェッジウッドの シニアデザイナー。新しいワンダーラストのデザインを担当しました。フラワー パターンの開発が得意な、才能あふれるインハウス デザイナーです。彼女にパターン開発のビハインド ストーリーを聞いてみました。

 

Behind The Patterns ビハインド・ザ・パターン(動画和訳)
“私の名前はグウィン(Gwyn)と言います。ウェッジウッドで、パターンデザインのシニア デザイナーを担当しています。(注:ウェッジウッドには、柄のデザイナーとシェイプを作るデザイナーがいます。)
ウェッジウッドで約10年働いています。こちらのスタジオは、私のお気に入りの場所です。他のデザイナー達と意見を交換し合ったりできるので。 皆と一緒にいるのが好きです。
(ワンダーラストの中で)私のお気に入りのパターンは、「ウォーター リリー」です。それは私が(ワンダーラストで)最初に手掛けた作品です。
デザインをする時は、常にその中に何か隠されたインスピレーションを見つけます。私はその何かを見て 『この花を使おう。このスタイルを使おう』と想像するのです。
私は、数多くのトレーシングやデザイン画を鉛筆で描き、水彩で着色します。また、色を鮮明にするファブリックの染料も使います。そこから、まさに鮮やかな色が生まれて来るんです。
その次の工程では、アートワークをスキャンして、製品に落とし込みます。 ワンダーラストの柄は、プレートやティーカップ&ソーサーに反映されました。全体として、デザインに要する時間は1か月から、6か月かかります。
私は大体いつも振り返って誰かにこう聞くんです。『私、間違った色を選んだかしら?』『もっと暗い色にすべき?それとももっと明るい色?』『これで全部かしら?』『用いたアーカイブ パターンはこれ』『トレンドブックを反映した箇所はここ』そして、隠されたインスピレーションも。”